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相続人は誰から誰まで?

相続人と被相続人

相続に関する話で、必ず出てくる言葉のひとつに「相続人」があります。
「相続人」は相続をする人、つまり相続によって財産を受け取る人のことをいいます。

それに対し、亡くなられた方は「被相続人」と呼びます。
漢字のイメージとはなんだか逆な気がしますが、そのようになっているのです。

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相続人はだあれ?

では、あなたがもし亡くなった時=あなたが被相続人となったとき、だれが相続人になるかご存知でしょうか?

それを判別するための、ポイントは2つです。

◆ポイント1.配偶者がいるかどうか。

配偶者、つまり奥さんや旦那さんは常に相続人となります。
独身の方はこの点考慮しなくてもよいですね。

簡単に解釈すれば、結婚していれば相続人が+1人、独身ならば+0人ということです。

◆ポイント2.その他の親族や家族の人数はどうか

配偶者以外に近親者というと、お子さんや両親、兄弟姉妹が思いあたりますね。この方たちも相続人になる可能性がありますが、優先順位が決まっています。

▼第一位は、子です。

お子さんの数だけ、相続人は増えます。
一人っ子なら+1人、五つ子ちゃんなら+5人です。

もし、あなたが亡くなった時に既にお子さんも死亡されているケースでは、(直系の)お孫さんが相続人となります。

▼第二位は、父母です。

あなたに子も孫もいない場合は、両親が相続人となります。子や孫がいる場合は、両親は相続人にはなりません。

もし、あなたが亡くなった時に父母が亡くなっている場合は、(直系の)祖父母が相続人となります。(寿命から考えてこのケースは決して多くないでしょう。)

▼第三位は、兄弟姉妹です。

あなたに、子も孫も、父母も祖父母もいないときは、あなたの兄弟姉妹が相続人となります。
ご自分も入れて3人兄弟なら+2人というわけですね。

この場合も、もしあなたが亡くなった時に兄弟姉妹が死亡しているときは、甥や姪が相続人となります。souzokunin-zu-750x422

さてさて、上記ポイント1とポイント2の数を足すと、あなたの相続人の数が算出されます。
特にポイント2は、場合分けをして考えるのでややこしいですが、なんとなく血のつながり近い順に決まっていくというイメージです。

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「クレヨンしんちゃん」ではどうなる?

さて、ここからはたとえ話です。
マンガの「クレヨンしんちゃん」はご存知ですか?その主役家族の野原一家を例に考えてみましょう。

仮に、一家の大黒柱であるパパの野原ひろしが亡くなってしまったとします。
つまり、ひろしが被相続人となります。

 

配偶者はみさえがいるので、ポイント1の相続人は1人ですね。
子供は、しんのすけ君とひまわりちゃんがいるので、ポイント2の相続人は2人です。
子供がいるため、ひろしの父母や兄弟は相続人にカウントされなくなります。

よって配偶者1人+子供2人=相続人3人となります。

野原一家は比較的一般的な家族構成ですので、これに近い結果になる方も多いのではないでしょうか?

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相続“税”は発生する場合も、そうでない場合もありますが、
“相続”はすべての人に起こりうることです。
早めの心がけと備えが大変重要ですので、みなさんもぜひ一度ご自分の場合はどうかを考えてみてはいかがでしょうか。